どうもタスです。 著者の苫米地氏のことは知っていた。けれど、「博士も知らないニッポンのウラ」や「博士の異常な鼎談」に出演されていたので拝見したら、とても面白い方なのだなと再発見した(YouYubeに沢山あります)。 経歴…
続きを読む歴史
【書評】日本辺境論[辺境(日本)人とはいかなるものか]
どうもタスです。 面白かった。先に言っておくけれど、本当に内田樹さんの本は面白い。武田鉄矢さんが熱心になる気持ちも分かる。今回も新書大賞から選定した本を読了した。日本人論とでも言える内容で、まさに私達を見る見つめ直す本で…
続きを読む【書評】ふしぎなキリスト教[キリスト教入門・再入門]
どうもタスです。 今回も新書大賞から選定した本である。宗教というと日本人は無頓着である。少なくとも私はそうだ。なにしろ、日常的に関りは薄いからである。しかし、ニュース等を見ていると宗教関連の話題を見ることは多い。 本書は…
続きを読む【書評】自由論[果てしない未来へも続く自由の定義]
どうもタスです。 自由とは何なのだろう?自由になりたいとは考えることはあっても、その自由そのものを考えることは少ない。『「おろかもの」の正義論』でも自由について語っているけれど、根本原理に立ち返って思索した結論は十分に現…
続きを読む【書評】感染症の世界史[病原体と人間による戦いの4つの結末]
どうもタスです。 新型コロナウイルス「covid-19」は、その名のとおり2019年から猛威を振るい、もう年が明けて2021年になろうとしている今も引き続き世界を震撼させている。最近では新種が発生し、感染率が最大7割増し…
続きを読む【書評】高校生が読んでいる『武士道』[日本人を理解するための古典]
どうもタスです。 奈良本辰也氏が訳した武士道を持っているのですが、当時読んだときは難しい印象だった(当時は…)。現代語訳された「学問のすすめ」と同様、本書にも平易な文章に訳してくれて分かり易いのでは。という想いがあって手…
続きを読む【書評】731[2冊の大学ノートから見えた戦後GHQとの闇]
どうもタスです。 表紙が暗い。そして、2冊の大学ノートがボンヤリと写っている。本書の内容はまさにこの表紙そのものである。731部隊。インターネットで調べると、なんともおぞましい非人道的な内容が。しかし、それだけで終わる本…
続きを読む【書評】ザ・ペニンシュラ・クエスチョン(上・下)[六者協議の複雑怪奇]
どうもタスです。 上下巻合わせて840ページもある大作を読み、充実した気持ちになっている。それと共に、外交、とりわけ首脳レベルでの外交の難しさを痛感した。本書のタイトルにもあるペニンシュラがこれほどまでにも強敵であるとは…
続きを読む【書評】国家の罠[友情・信念・タフネス・ストイック]
どうもタスです。 佐藤優氏は読んでみるべき本として紹介されることが多いので、いつか読んでみようと思っていた。私は、「すぐに稼げる文章術」で紹介されている本を順に手に取る中で本書に出会った。本書がベストセラー本であることも…
続きを読む【書評】それでも、日本人は「戦争」を選んだ[当時の追体験が歴史を好きにする]
どうもタスです。 歴史本は楽しい。そういう感情をさらに強めてくれた本書に感謝したいです。できれば、著者の専門である1930年代に留まらず、全史で学びたいと思わせられるような構成及び内容でした(読了するのは時間がいくらあっ…
続きを読む