
前回はGoogleアナリティクスで自分のアクセスを除外する方法を実施しましたが、今回は、そもそもGoogleアナリティクスって何なのか。
そして、Googleアナリティクスを効率よく利用する方法について、調べたことを残す意味を込めて備忘録としてまとめておきます。
この記事の目次
Googleアナリティクスとは?
Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供するアクセス解析ツールです。
Googleアナリティクスを自分のブログサイトに適用すれば、以下のような内容が把握できます。
- どのくらいのアクセスがあるのか?
- どの端末でアクセスがあるのか?
- どのページが最もアクセスがあるのか?
- ブログはどのページに最初にアクセスがあるのか?
これらの情報を元に、アクセスアップやアクセス後に色々なページを見てもらうよう改善するための分析が可能になります。
自分のページの強みと弱みを把握するために利用するんですね。
Googleアナリティクスの導入手順
ここはサクッと説明しますね。
Googleアカウントを作成する
Googleアカウントの作成ページに行って、ページの指示に従って情報を入力し、アカウントを作成してください。
Googleアナリティクスのアカウントを作成する
Googleアナリティクスのアカウント作成ページに行って、ページの指示に従って情報入力し、分析したいサイトのURLを入力して、トラッキングコードを取得します。
トラッキングコードを設置する
使用しているブログサービスによると思うので、設置方法は一概に言えないのですが、基本的には全ページに設置します。
僕は、WordPressを利用し、テーマはXeoryBaseなので、初期設定メニューで簡単に設置可能です。
以上でGoogleアナリティクスの導入は完了です!
Googleアナリティクスでサイト分析を行うために必要な5つのページ
導入が終わったところで、サイトを分析するために必要な5つのページを紹介します。
ユーザー>概要 ページ
これは、サイト全体の訪問者数などを確認するページです。
あられもない数値ですね。見せるのが恥ずかしいです(笑)
この画面に表示されている項目の意味は以下のとおりです。
- セッション:サイト訪問数(同一ブラウザで3回訪問したら「3」になる)
- ユーザー:訪問ユーザー数(同一ブラウザで3回訪問しても「1」になる)
- ページビュー数:ページを見た回数
- 平均セッション時間:サイト訪問してから離脱するまでの時間
- 直帰率:全体のセッションのうち、何%が直帰したか、という数字を表す。
- 新規セッション率:全セッションのうち、そのサイトに初めて訪れたセッションの割合のことです。過去一度でもそのサイトを訪れたことのあるセッションは、たとえ1回目の訪問が対象期間以前であっても、新規セッションではなくリピーターとみなされます。よって、新規セッションには含まれません。
※なお、「直帰」とは、ユーザーがページ遷移することなく、1ページ目だけを見てそのあとサイトから離脱した、という行動のことを指します。
このページでブログへのアクセスに関するおおよその情報は揃いますね。
なお、右下にある円グラフは、青が新規訪問者で、緑がリピーターを表しています。
2割の方がリピーターだなんてとっても嬉しいです。
ただ、これ、、、
自分のアクセスを除外する前なんですよねー。
今度どう変わるのかちょっと怖い。。。
次からは、もう少し詳しく分析するためのページに行きます。
ユーザー>モバイル>概要 ページ
これは、アクセスしてきたユーザーが何のデバイスを利用してアクセスしてきたのかが分かるページです。
デバイスカテゴリは、
- desktop:PC
- mobile:スマホ
- tablet:タブレット
になります。
僕は6割がスマホからのアクセスになりました。
よって、スマホに適した表示を意識した方が良いってことですね。
集客>すべてのトラフィック>チャネル ページ
これは、ユーザーがどこから訪れたのかが分かるページです。
言い換えれば、どこから来たかの経路が分かるってことです。
この画面の「Default Channel Grouping」の意味は以下のとおりです。
- Organic Search:GoogleやYahooなどで検索してサイトに流入した訪問
- Direct:URLを直接入力したり、ブックマークからサイトに流入した訪問
- Referral:他のサイトのリンクをクリックしてサイトに流入した訪問
- Social:FacebookやTwitterなどのSNSからサイトに流入にした訪問
- Paid Search:検索後、リスティング広告などをクリックしてサイトに流入した訪問
- Display:バナー広告をクリックしてサイトに流入した訪問
- Other Advertising:Paid SearchにもDisplayにも分類されない広告から流入したセッションです。
- Other:その他
- Email:メルマガなど、Emailに含まれるリンクから流入したセッションです。
基本的には、1.~4.が表示されることが多いと思います。
5.~7.は広告を打ち出している場合のみで、これらを計測するためには、別途パラメーターを設定する必要があるようです。
これについては、僕も広告を打ち出している訳では無いので、詳しい内容は分かりません。
なお、「Organic Search」や「Paid Search」リンクをクリックすると、どんなキーワードで検索した人が多いか詳細を見ることができるのですが、僕の「Organic Search」は、すべて「(not provided)」でした…。
なんだこれ…、と調べてみると、「プライバシー保護の観点で検索ワードを参照できないようにしている」ようです。
結局、どんなキーワードかまでは見れないけれど、検索によるアクセスなのは間違いなさそうですね。
行動>サイト コンテンツ>すべてのページ ページ
これは、サイト内のすべてのページのPV数やページ別セッション数などを確認することができるページです。
なお、画面遷移時は、タイトル列が全てURLで表示されていますが、赤枠で囲っている「ページタイトル」リンクをクリックすると、日本語タイトルが表示されるので見やすくなります。
このページの項目で気になるのは、
- 平均ページ滞在時間:そのページに滞在した時間
- 平均セッション時間:ブログを訪問してから離れるまでの時間
- 直帰率:最初に見たページで、そのまま離脱したページの割合
- 離脱率:そのページを最後にブログから離れた割合
このページを見ることで、個々のページの成績が見れますね。
意外なページがアクセスされていたり、自信のあるページが離脱率高かったりと、意外性を発見できるページがこれですね。
行動>サイト コンテンツ>ランディングページ ページ
ランディングページとは、サイトに流入したときの最初のページのことで、サイトの入り口となるページのこと。
よって、これは、サイトの入り口となるページの情報が分かるページです。
セッションと直帰率が同じだと、ちょっとヘコみますねー。
Googleアナリティクスの時間の単位は?
上記のページを見ると、〇〇時間みたいな項目が多いですよね。
確かに、分析するには役立つのですが、これって単位はなに?って疑問に思っていたんですよね。
時分秒なのか、秒だけなのか、僕のサイトなら滞在時間も短いだろうから、ミリ秒なの…?とか(それは逆にスゴイか…)。
で、調べてみたら、答えは時分秒なようです!
「00:00:10」であれば、10秒で、「00:10:00」であれば10分、極端な話し、「90:00:00」であれば、90時間ですね!
また、時間の計測方法は、当ページに訪問した時間と、次ページに訪問した時間の差分になるようです。
よって、最後に見たページは、次ページに訪問することはないため、0秒と判断されるようです。
まとめ
今回は、Googleアナリティクスとブログ分析に必要な5つのページについてお話ししました。
今はまだ分析できるほどアクセスもないですし、Googleアナリティクスのトップページか、ユーザーの概要ページで全て賄えてしまいますが、今後、アクセスが増えてきたら色々な角度から分析したいなと思います。