
僕は北海道生まれの道産子でして、北海道の中でも「道南」地区に位置する函館で生まれ、育ちました。
その後、高校生活を終えるまで函館で過ごし、大学進学と同時に札幌での生活がスタートしました。
その際に感じたのが、「あれっ?俺メチャクチャ訛ってる…?」と思ったのです。
たぶん、そう感じたからこそ、今では特に訛ってないねって言われるまで訛りがなくなったと思いますが、当時は相当な訛り具合だったと思います(笑)
特に、函館は北海道の中でも方言が特有で訛りが強く、同じ北海道だけれど、札幌の人が函館に来て方言を聞くとビックリしちゃうくらいなのです。
ということで、今回は、「函館タウンなび はこなび」さんの「函館の方言集」を参考に、18年間住んでいた函館の方言を被験者(僕です 笑)の証言を交えて紹介したいと思います。
この記事の目次
普通に今でも使用している方言
おやき
大判焼きっていうんですよね。どうしよ、屋台を見ると今でも「おやき食べたい!」なんて言ってしまう…
たいして
「たいして大丈夫だろう」とか、「たいして高くないんじゃない?(値段が)」という風に使いますね。
「別に」とか「そんなに」って意味で使うことが多く、「とても」という用法であまり使わないかな~。
なんも
「なんもなんも」って言っちゃう!これ方言なの?!自分では方言でないと思っていたけど、いやぁぁぁ~普通に使っている…
みんなどう思っているんだろう(笑)
はい、サイトでの開設どおり、「なんにもないよ」って意味です。
がっつり
「それがっつりこぼしてんじゃん!」とか言っちゃいます(笑)
手袋はく
靴下じゃないじゃん!って突っ込まれそうですが、今日も言っちゃいました。アウトです(笑)
うるかす
「そのお皿、うるかしといて~」なんて普通に言っちゃいます。解説も「程良くふやかす」と書かれていますが、ちょっとわかりづらいですね。
例えば、ご飯を食べ終わったお皿を、そのままキッチンに置いておくと、ご飯がこびりついて、しかも固まっちゃって洗うときにそれを取るのが大変ですよね。
なので、キッチンに置く際にお皿に水(お湯)を張っておきます。そうすることで、洗うときはご飯も取れやすくなり、結果、きれいに洗えますよね。
その、「水(お湯)を張ること」を『うるかす』と言うのです!
いや~、これは伝わらないかも。
今でも函館帰ると使っちゃう方言
なげる
これは定番ですよね。北海道弁ではなく、函館特化なのか…?「ゴミ投げておいて」って普通に言ってしまう…
「捨てる」って意味です。はい、思いっきり投げないでくださいね…
汽車
函館では電車を使うことがほとんどありません。使う場合は、ちょっと気合の入れたお出掛けになります。極端に言うと、札幌行くために利用するとか。というのも、市内の移動は基本的に車で、公共機関だと、市電かバスを利用します。
函館では市電のことを電車といい、電車のことを「汽車」と言います。札幌行ったとき、電車のことを汽車って言ったら、「煙出ないだろ!」って突っ込まれましたね…(笑)
したらね
「じゃーねー」と同じ感じに、「したらねー」って言います。「したっけねー」っていう人もいますよ。
わや
これは札幌の人も使っていましたが、「わや〇〇だ」って言いますね。「すごい〇〇だ」っていう意味です。なんで「わや」なのかは良く分かりません(笑)
北海道弁の有名な言葉だと、「なまら」がありますよね。同じ意味です。使い分けも分かりません(笑)
それに、函館では「ガッツ」とも言います。こんなに種類があってどうするの?って思うと思いますが、僕も同感です(笑)
「ガッツ〇〇だべや」とかね。
まとめ
自分の故郷の方言について、改めて見てみると面白いですね。
どんどん言いたいことが出てきちゃうので、今回はこの辺にして、また次回紹介したいと思います。
それにしても、方言を言わなくなったって思っていましたが、今でも言っている方言が異常に多いことにビックリしています(笑)
それに、函館は方言もさることながら、言葉のイントネーションが「訛っているね!」感をさらに助長させています。
「雨」は「あ」にアクセントが付きますが、函館は、「め」にアクセントが付きます。舐める飴?みたいな(笑)
基本的に、尻上がりの訛りなんですよね。
ではでは、僕一人楽しくなって紹介していますが、続けて「その2」も見て頂ければ幸いです!
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