
学校や仕事で一度は表計算ソフトを使用したことがあるのではないでしょうか?
今回は、僕がおススメする表計算ソフト「LibreOffice」を紹介します。
この記事の目次
表計算ソフトとは
「スプレッドシート」ともいい、行と列からなる表の形式をしたもので、数値・文字列・計算式を入力すると様々な計算ができるアプリケーションのことです。
僕はよく、仕事で資料作成に使っていますね。
その表計算ソフトの代表と言えばExcelです。僕は学生の頃から使っています。
一度は使用した、もしくは聞いたことがあるって人は多いのではないでしょうか。
Excelとは
Microsoftが開発及び販売している表計算ソフトのことです。
Microsoftは、Windowsで超有名な企業ですよね。
そうなんです、Windowsとセットで販売しているから爆発的に売れたんですね。
もちろん、使い勝手や機能が良いから売れているのはもちろんのことです。
現在の最新版は「Excel2016」ですね。
LibreOffice Calcとは
LibreOffice(リベラ)とはOpenOffice.orgの開発者たちが開発を進めているオープンソースソフトのことで、Calcとは表計算ソフトのことです。
MicrosoftのExcelなのに対して、LibreOfficeのCalcという感じですね。
こちらは聞いたことがあるという方はいるかもしれないですが、使用したことがないという方は多いのではないでしょうか?
現在の最新版は「6.0.1」(安定版)です。
オープンソースソフトってなに?
略称は「OSS」といい、アプリケーションの元になるソースコードが無償で公開され、改良や再配布を誰でも行えますよというソフトウェアのことです。
無償で公開し、みんなで共有して改良することでドンドン品質が上がっています。
普通であれば、良いものを作ったら自分の権利にしたいと考えますもんね。
それとは正反対の考え方なのです。
CalcとExcelの違いは費用
Excel2016はだいたい15,000円くらいします。それに対して、CalcはOSSなので、無料なのです!
これは大きいですよね。
しかも、Excelは使う期間が長ければ長いほど費用は発生します。
Excel「2016」だけれど、今度は「2018」という新しいバージョンが発売されるかもしれません。
新しくなるということは、新機能が付加されています。それを使用する対価は必ず発生しますよね。
契約形態(ライセンス形態)にかかわらず、使い続けるとそれだけ費用が発生するのは確かなことです。
それに対して、Calcは無料です。いつまで使っていても無料です。
バージョンアップしても無料です。
これ、スゴイことですよね?
ただし、「只より高いものはない」「安かろう悪かろう」なんて諺があるので、Calcも眉唾物だと思っているのではないですか?
LibreOffice Calcの機能はExcelに劣らない
Excelと操作性は若干違うものの、機能的にはほとんど劣りません。
細かいところは多少違うなれど、仕事以外でそこまで凝って使うこともないでしょう(仕事ではExcelを使っているので)。
LibreOfficeCalc
Excel
それに、CalcはファイルをExcel形式で保存することも可能です。
保存ダイアログでファイルの種類でExcel形式を選択して保存すればOKです。
Excel形式で保存
他の表計算のOSSを紹介します
一応、他にもOffice系のOSSがあるので紹介しますね。興味あれば使ってみて下さい!
有料版よりは機能面で劣りますが、無料なので良いですね。
ただし、名称のとおりOnlineが基本のようで、ブラウザで操作するようですね。
また、作成したファイルは自動的にOneDriveに保存されるようなので、ローカル環境にこだわらなければこのソフトでも良いかもしれませんね。
元を辿ると、「LibreOffice」と「Apache OpenOffice」は同じなので、あまり機能性に違いはないはず。
(けど、ほんと当時は使いにくくて参ったなーという印象。今は使えるのかなー)
まとめ
表計算ソフトって使い方が分かれば分かるほど便利さが身に沁みます。
まだ使ったことがない人は、この機会に勉強して使えるようになってみるのも良いかと思います。
MS-Officeが悪いと言っているわけではないので(これが無料だったら最高 笑)、気になったものを使ってみて下さい。
その中の選択肢の一つに、僕がおススメするLibreOfficeも加えてもらえればと思います。