
どうもタスです。
最近はあまり聞かなくなったような気がしますけど、「個性」って言葉を耳にする機会は多いですよね。
個性ってなに?
個性を出せって言うけどそれってどういうこと?
って思っていた時期があります。
僕も「個性が…」とかって言われたことありました。
今考えてみると、僕はこう思っていたなって言う考えがあるので、今回は「個性」について書きたいと思います。
個性についての自分の見解
「個性 = 個々の性質」と考えれば、個々が持つユニークなアイデンティティのことが個性だと思います。
その人にしかないものってたくさんあると思うんですよね。
例えば、同じ顔の人は他人にはいないというのは「個性」だと思うんですよね。
そこで、「個性を出せ」と言いますが、これを前述の定義に当てはめると、「個々の性質を出せ」ということになります。
出さなくても勝手に出るでしょっていうのが僕の意見です。
なので、自分が話すことは個性溢れる話になるでしょうし、自分の作品だって自分しか作れない作品になると思います。
ちなみに、wikipediaでは個性のことを
個人や個体の持つ、それ特有の性質・特徴。特に個人のそれに関しては、パーソナリティと呼ばれる。 – wikipedia
と定義しています。
個性を磨くにはどうすれば良い?
ただ、ここで注意しなければならないのが他人の意見に流されないって言うこと。
他人の意見に流されてしまうと、すでに「個性」ではなくなってしまうからです。
ここで重要なのが、ただ単に意見に流されないと意識してしまうと、他人の意見に耳を傾けない頑固者になってしまうので、「他人の意見に流されない = 他人の全ての意見に耳を傾けない」ということは理解した方が良いです。
では、どの程度他人の意見を受け入れるの?ってことですが、そこにも「個性」が関わってくると思っています。
どういうことかというと、”自分が何かを感じた意見を取り入れる”ことが「個性」を保つと思うのです。
抽象的ではありますが、何も感じない意見は聞き流していいと思っています。
全て聞いていたら自分ではない、つまり「個性」が死んでしまいますし、かと言って全て聞き流しているようであれば自分が気付かなかったことも”一生気付かない”可能性が高いからです。
なので、指摘されて自分が感じることがあればそれは大いに聞き入れることが大事ですし、それは”他人の意見に流されている”わけではないのです。
”自分が受け入れた”わけで、「個の性質」として受け入れているのですから。
「個性に吸収した」と言っても良いと思います。
これ等をまとめると、「個性とは主体的であること」とも言えるかもしれないですね。
主体的というと積極的と混同する人もいますが、あくまで全ての行動や考えが主体であってほしくて、積極的かどうかはまた別の話しです。
常に”僕なら…”って考えることがとても重要だということです。
その積み重ねが「個性」を磨くことに繋がると思っています。
「個性を出せ」という発言について
よく「個性を出せ」という言葉を聞くことがあるのですが、僕は”他人と一緒”というスタイルが好きではないので、「個性を出せ」って言葉を言われると結構刺さるんですよね。
これを考えてみると、先ほども言ったように「個々の性質を出せ」ということになりますよね。
そして、既に出てるっちゅうに。ってことなんですよね。
でも、この言葉の意図するところって”他人と同じになるな。自分のスタイルを出せ”ということなので、結局は他人と違うことをしろってことが言いたいんだと思います。
だって、ある人の真似をしたいってことも自分が主体的に考えた結果であれば、それも個性だと僕は思うんですよ。
だから、「他人と同じことをするな = 個性を出す」って定義は成り立たないんですね。
流行に乗ることは決して個性を消していることではなくて、自分で流行に乗りたいと思って乗っているのであれば、それは個性を出しているってことだと思うんですよね。
全ての好みが他人と一致するわけないし!
そういう考え方になってから「個性を出せ」ってことについては、僕はあまり気にならなくなりました。
むしろ、その人の真似をしたい。と思った次のステップを考えるようにしています。
真似をすることで僕はどうなりたいんだ?ってことです。
この答えを出すことが「個性を出す」ってことかなって思っています。
延々に主体的な考えをめぐらしていくことが大事かなと。
よしっ!個性を伸ばそう!なにをしよう?
そう考えると、個性って間違った使われ方をしていることが目立ちますね。
個性って他人がどうこう言えることでもないですし、出す出さないも既に出てるってことで終わっちゃいますしね。
特に興味を持った分野については個性が出やすいと感じますよね。
ファッションなんかは特にそうですもんね。
興味なければ”着れる服で良い”ってなってしまって、そうなると他人と被るスタイルになっちゃいますもんね。
”着れる服で良い”ってことが既に「個性」ではあるんですけどね。
要は好きなことを伸ばせばいいってことですね!
そうすれば主体的になるでしょうし、自分の考えを深く掘り下げることも苦ではないはずですよね。
まとめ
今回は「個性」について考えを書きました。
文字起こしをしてみると、自分の考えを再度見つめ直す良い機会になりました。
この機会に、より主体性を持って信念を大事に過ごしていこうと思えましたのが収穫です。