
どうもタスです。
今回は、PHPのechoについての説明と使い方をお伝えします。
とても基本的な文字列出力の手法なので、本記事でマスターしてください!
概要説明
1つ以上の文字列を出力する
構文説明
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echo (string $arg1 [, string $...]) : void |
〈引数〉string $argN:出力したい文字列
〈返り値〉なし
詳細説明
echoは指定したパラメータ(文字列や変数の内容等)を出力します。
指定する方法は、カンマで区切りで複数指定可能です。
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<?php echo 'あ','い','う','え','お'; // あいうえお |
echoは関数ではなく言語構造のため、関数での呼び出しや関数への引数等のような使い方はできません。
あくまで文字列を出力するための言語構造です。
そのため、呼び出し時に括弧が必要ありません。
なお、echoには短縮構文という書き方があります。
これは、PHP開始タグの直後に等号を書く方法です。
ただし、PHP5.4.0より前のバージョンの場合は、「short_open_tag」をOnにする必要があります。
※「short_open_tag」とは、PHP(開始、終了)タグの短縮型「<? ?>」を使用可能にするかどうかを設定するディレクティブのことです。
PHP5.4.0以上の場合、当該項目のON, Offにかかわらず、echoの短縮構文は有効になります。
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<?= 'echoの短縮構文だよ。' ?> |
コーディング例
以下がechoのコーディング例になります。
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<?= 'echoの短縮構文だよ。', '<br>' ?> <?php // 単純な文字列の出力 echo '<br>','echoで文字列を出力するよ。', '<br>'; $str = 'echoで変数の文字列を出力するよ。'; // 変数を使用した文字列の出力 echo '<br>', $str, '<br>'; $str = 'TasuLife'; // 文字列中に変数を使用して出力 echo '<br>', "my blog name is $str", '<br>'; // ヒアドキュメントを使用して出力 echo '<br>', <<<EOM あいうえお <br> かきくけこ <br> さしすせそ <br> EOM; // クォートをエスケープ echo '<br>', 'TasuLife\'s Blog', '<br>'; // 組込関数を出力 echo '<br>', date("Y年m月d日"); |
上記の出力結果は以下のとおりとなります。
echoで文字列を出力するよ。
echoで変数の文字列を出力するよ。
my blog name is TasuLife
あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
TasuLife’s Blog
2019年10月17日
その他参考記事
文字列の出力は「print」も使えます。