【読概】99.9%は仮設 思いこみで判断しないための考え方

【読概】99.9%は仮設 思いこみで判断しないための考え方

どうもタスです。

「#空気本_ – 小飼弾が選ぶ最強の100冊+1」の2冊目、今回は「竹内薫さんの99.9%は仮設 思いこみで判断しないための考え方」を読みました。

最強の101冊は全て面白いこと請負なのでしょうけど、今回読んだ本も本当に面白かった。

とても勉強になる上に分かり易く読みやすい。

スイスイ読めちゃいます。

科学の科も知らない私ですが、1日もあれば楽しく読めてしまいます。

 

竹内薫さんとは?

【読概】99.9%は仮設 思いこみで判断しないための考え方

1960年生まれの猫好き科学作家。その裏の顔は、ミステリー作家の湯川薫。

「花咲爺さん」の異名をとり、人々を幸福にするという噂がある。

ご本人の紹介自体がミステリーな感じですよね。

ただし、本は爽快明快で人柄が分かりそうな内容になっています。

 

本書の目次

プロローグ 飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよくわかっていない

第1章 世界は仮説でできている

第2章 自分の頭の中の仮説に気づく

第3章 仮説は一八〇度くつがえる

第4章 仮説と心理は切ない関係

第5章 「大仮説」はありえる世界

第6章 仮説をはずして考える

第7章 相対的にものごとをみる

エピローグ すべては仮説にはじまり、仮説におわる

 

本書のキーワード「仮説」

【読概】99.9%は仮設 思いこみで判断しないための考え方

すでに書名にも入っていますが、「仮説」という言葉が至る所に登場してきます。

そうなんです。

科学って全て「仮説」なんです。

仮説をもとに演繹的に理論を組み立てることを仮説というそうです。

それもそのはず。

これも至る所に登場するのですが、この世には分かっていないことが多いのです。

そりゃそうでしょって思った方、飛行機はなぜ飛ぶか知ってます?

毎日、世界中で何百便も飛んでいるのだから、知っていて当然ですよね?じゃないと怖くて乗れないですよね?

 

実は、未だに確固たる理論はないそうです。。。

解明されていないんですって。

その他、なぜ全身麻酔は効くのか?地球温暖化が起こる理由は?地震のメカニズムは?などなど、完全には把握している事実は無いのです。

ビックリですけど、面白いですよね。

 

結局のところ「仮説」ってどこまでが「仮説」?

【読概】99.9%は仮設 思いこみで判断しないための考え方

これも大きなキーワードで、頭が堅いと考えられないよね。ってポイントなんです。

コペルニクスが唱えた「天動説」以前は、世界中の科学者が「地動説」を謳っていました。

常識中の常識だったので、誰も否定するどころか、疑問を持つ人すらいなかった。

それよか、疑問を持とうものなら「何言ってんの?そんなことも分からないの?」的な、分かってないんじゃない呼ばわりです。

そういう意味で、天文学の大前提であった天動説という常識を疑ってかかることで、歴史を動かす大発見をしたということです。

 

私の周りにも根拠のない希薄な仮説を言う人が多いように思います。

不動産屋さんが「この家は安いですよ!この値段でこの広さ、絶対買いです。」って、安いかどうかは私が判断するので、その判断材料を提供するのが商売人でしょう。

勝手に自分の仮説で進めちゃいけません。

と、、、とても幼稚な仮説話ですが、、、

 

そんな旧仮説を打ち破る新仮説への挑戦

【読概】99.9%は仮設 思いこみで判断しないための考え方

旧仮説って根強いものです。

常識にもなるくらいですから。そういう意味だと、常識ってなに?ともいえますが。

なので、新仮説を言うことはタブーに触れることと言っても過言ではないですよね。

タブーに挑戦するということは、大小なりとも身近に存在しますが、恐れを振り切って挑戦することに価値があると思います。

周りの目を気にせず、自分の頭で考えたことを旧仮説の存在に負けないように発信しましょう。

本書でも「タブーはタブーじゃないかもしれない」と仰っていますよ。

 

科学の定義とは?

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本書は、科学の観点から「仮説」について掘り下げているのですが、そもそも科学とはなに?ってところですよね。それは、

理論に反する実験や観察がでてきたらその理論はダメだということを潔く認める、それが科学だっていうんです。

ということなのです。

論理を発見、定義するけど、100万回中の100万回成功すれば良いけれど、たった1回でも失敗したらその理論はダメでしたと認めることだそうです。

この考え方は素晴らしいですよね。

OKなものはOK。そして、NGなものもNG。全て認めていこうぜ!

って、何とも清々しい。

これに対して、疑似科学はさておき、宗教はOKなら神のご加護だと。NGだった場合は、神様が守ってくれませんでした。とも言える。

解釈の自由があるんですね。

良い悪いは別にして、科学はとても気持ちの良いものですよね。

捏造が大きく取り上げられるのも分からなくはない気がしますね(捏造は今に始まったことではないですが…)。

 

僕らの目の前の世界は「仮説」?

【読概】99.9%は仮設 思いこみで判断しないための考え方

形、色、個体、液体、古い、新しい、カッコいい、はたまた、美味しい、嬉しい、痛いなど、これって「真実」?「仮説」?

バーチャル?宇宙って?地球って?人間ってどうやって作られたの?今も夢の延長だったりして。

などなど、色々考えさせられました。

ホーキングは実在というものに対する感覚が希薄で、実証できればそれでいいと思っているから、ある意味あてはまればいい、うまくいけばいいとしか考えていない。整合性がとれればよくて、実際に整合するための対象が実在しようがしまいが知ったこっちゃないんです。

この考え方面白いですよね。

科学を探究している感じですよね。

だけど、これを突き詰めていくと、意外と現実がバーチャルだってことが「仮説」として定義できたりして。

 

まとめ

本書の最後はこのように締められています。

「すべては仮説にはじまり、仮説におわる」というわたしの科学的な主張は、はたして反証可能でしょうか?

私は全ての物事が「仮説」な気がしています。

意外と「1 + 1」も2じゃないのかもしれません。むしろ、1ってなぬ?って気もします。

反証は頭の中で考えることとして、色々なことが「仮説」だと思うと世の中楽しく思えてきますね。

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