![【読書メモ】明治維新という名の洗脳[知られざる真実を信じるか]](https://tasulife-23.com/wp-content/uploads/2021/10/00-2.jpg)
どうもタスです。
著者の苫米地氏のことは知っていた。けれど、「博士も知らないニッポンのウラ」や「博士の異常な鼎談」に出演されていたので拝見したら、とても面白い方なのだなと再発見した(YouYubeに沢山あります)。
経歴や話を聞いていると(異常なほどの自信に満ち溢れている)、不思議ともっと聞きたいなと思わせる。むしろ、これこそ洗脳ではないのか?と思わせるくらいである。
そこで今回は、読書習慣を始めて151冊目の本となった『明治維新という名の洗脳(コグニティブリサーチラボ株式会社)』を読了したのでお伝えする。
著者のご紹介(本書引用)
目次
都市伝説?真実?明治維新から現代まで続く洗脳
本書のタイトルは過激である。著者が得意とする分野である「洗脳」。本書を読み進めるうちに、この意味が浮かび上がってくるのである。面白かったのは、著者の言う通り、なぜ明治維新の前後に関する資料はこれほど多いのか?である。確かに、維新というくらいなので、日本が大きく変わった転換であることは言うまでもない。
しかし、一歩引いて俯瞰して見ると不思議なものだと納得してしまうのだ。著者の主張は、現代にも残る国の「特別会計」がキーワードになっている。この謎の貯金箱は何なのか?それと明治維新に何の関係があるのか?真相は本書を参照されたい。
また、明治期は、江戸末期に日本が開国したことで海外勢が日本に進出してきている。逆に、日本勢も海外へ派遣されている。それとは別に、海外と戦争も行っている(薩英戦争等)。こういった中で、様々な思惑や欲望、野望等が渦巻いて現代まで続いているとの主張なのである。
こういったことはまず教科書では語られないであろう。そして、真実かどうかの検証も行われないような気がする。養老孟子氏がいつも言っているように、戦争に負けた途端、教科書を墨で塗るという指針変換を日本がしたように。
明治維新は、文明開化と言われ、西洋を受け入れることで自国を発展させたポジティブな出来事として認知されている。果たして、それは真実なのか?それとも、その裏に隠された反例が本書の主張通り展開されているのだろうか?
都市伝説のように思われるかもしれないけれど、読者ご自身で判断されたい。