【書評】データベーススペシャリスト2021年版

【書評】データベーススペシャリスト2021年版
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どうもタスです。

平成31年度データベーススペシャリスト試験を受験して、午後Ⅱの点数が足りなくて落ちたタスです。二年越しに再度受験しようと思い、参考書を購入しました。と思ったら、なんと…。

コロナ対策のせいで今年から春と秋の実施試験が逆になるという事態が発生しているよう…(「令和3年度春期試験の実施予定について」)。まぁ、読んだこと自体は無駄にはなっていないだろうから気落ちせず。。。

そこで今回は、読書習慣を始めて114冊目の本となった2021年版(翔泳社)』を読了したのでお伝えする。

情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2021年版
created by Rinker

 

著者のご紹介(本書引用)


IT系の難関資格を複数保有しているITエンジニアのプロ集団。現在(2020年8月現在)約250名。個々のメンバのITスキルは恐ろしく高く、SEやコンサルタントとして第一線で活躍する傍ら、SNSやクラウドを駆使して、ネットを舞台に様々な活動を行っている。本書のような執筆活動もそのひとつ。

三好 康之(みよし やすゆき)
ITのプロ46代表。大阪を主要拠点に活動するITコンサルタント。本業の傍ら、SI企業のITエンジニアに対して、資格取得講座や階層教育を担当している。高度区分において驚異の合格率を誇る。保有資格は、情報処理技術者試験全区分制覇(累計32区分、内高度計累計25区分、内論文系15区分)をはじめ、中小企業診断士、技術士(経営工学部門)など多数。

 

目次

学習方針
午後Ⅱ対策
午後Ⅰ対策
午前対策
第1章 SQL
第2章 概念データモデル
第3章 関係スキーマ
第4章 重要キーワード
過去問題 平成31年度春季 本試験問題・解答・解説
付録 データベーススペシャリストになるには

 

午後Ⅱ試験を重点的に扱う

【書評】データベーススペシャリスト2021年版

のっけからつまずいた感はあるのだけれど、参考書の中で本書を選んだ理由を挙げていく。

まず、情報処理技術者試験の核となる問題は、どの高度区分でも午後Ⅱ問題だろう。2問解かなければならない午後Ⅰ問題とは違い、1問解けば良いのではあるが、問題文のページ数は単純に倍になる。午後Ⅰ問題が大体6ページであるから、その倍で約10~15ページとなる。そして、問題そのものも倍になる感覚でいると良いだろう。

そして、データベーススペシャリスト試験は、近年は午後Ⅱ問題が午後Ⅰ問題を内包しているというか、午後Ⅱ問題を勉強すること(慣れるというべきか…)により、午後Ⅰ問題も自動的に対策していることになっている。

その意味もあって、本書は午後Ⅱ問題に力を入れている。第1~3章はまさにその対策であると言ってよい。午前問題は、正直、「データベーススペシャリストドットコム」で慣れるだけで間違いなく合格できるのだから、参考書は午後問題に使うべきである。結果、午後Ⅱ問題を中心に取り組む本書が参考書として優れている証になるだろう。

 

具体的な学習と実業務への応用

【書評】データベーススペシャリスト2021年版

また、データベーススペシャリスト試験は、実際にあるような無いような現実問題を概念データベースという論理設計に落とし込むところに主軸がある。近年は物理設計(といっても計算問題)が増えているようだけれど、論理設計は物理設計の前段設計であり、実業務的にも重要な点であることを踏まえると、今後も主軸から外れることはないだろう。

そう考えると、第2・3章の論理設計辺りは、実業務に就く前の予備知識として学習しておいて損はない。既に業務経験者であっても、論理的に専門用語を用いて説明できない人もいるだろうから、実業務を第三者に教えることを踏まえて再度整理できる内容だと思う(正規化あたりとか)。

SQLは実際に組んだことがある人にとって見慣れた内容であり、退屈するかもしれない。しかし、情報処理技術者試験のSQLは(私にとって)クセがあり「なんでこんなSQLを書くの?」がちょくちょく出てくることを考えると、第1章で文法を復習し、各項末尾の問題集でそのクセを体験するのも良いと思う。SQLは実業務ではなくてはならない知識なので、読んでおいて損はない。

 

膨大な過去問題とその解説を利用せよ

【書評】データベーススペシャリスト2021年版

少なくとも必ず耐性を付けなければならないのは午後Ⅱ問題で、その対策方法を50ページ以上に渡って解説している。この解説は、特定の試験問題の解説ではない。どの試験に対しても有効な問題を解くためのテクニックが書かれているのである。

これらを理解したら、あとはそれに従って過去問題を解いて(読んで)行くしかないだろう。正直、難解な専門用語はほとんど出てこない。問題及び解説を読む限り、すべては問題文に回答のカギがある。であれば、慣れるしかない。本書でも問題のパターンになれることにより、回答の難易度も下がるし、解く速度も上がると言っている。

ということで、本書の最大のアドバンテージである平成14~平成31年(令和元年)の過去18年分の問題と解説(著者達による解説)をたっぷり脳に入れることをおススメする。本書には特に重要と見做す試験の年度、第何問目かが書かれているので、そこを重点的に学習するのも合格への近道かも知れない。

資格試験は実業務に役立たないという人もいるけれど、一概にそうとは言い切れない。何かを学ぶ際は体系的に学ぶことで理解も進むはずである。その典型が資格試験ではないかと思うのである。そして、私も学習しようと思ったら…、冒頭の春・秋の試験入れ替え事件ということになったのだった。。。

さて、ネットワークスペシャリストを受けようかな。。。

情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2021年版
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