【書評】数学入門(下)[数学をもっと勉強しようと思わせる書]

【書評】数学入門(下)[数学をもっと勉強しようと思わせる書]
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どうもタスです。

【書評】数学入門(上)[読み物という新しい参考書]に引き続き、下巻を読みました。入門とは言うものの、私には難しかったです。しかし、本書を読むキッカケになった本があり、そして、今後も学ぶ意識を植え付けてくれた本書に出会えたこともあり、私は数学入門シリーズを推します。

そこで今回は、読書習慣を始めて72冊目の本として「数学入門(下)(岩波新書)」を読了したのでお伝えします。

 

著者のご紹介

遠山 啓(とおやま ひらく)
1909年 – 1979年。1938年東北大学理学部卒業。日本の数学者。東京工業大学名誉教授。専攻-代数学。

 

目次

Ⅷ 数の魔術と科学
Ⅸ 変化の言語 –関数
Ⅹ 無限の算術 –極限
Ⅺ 伸縮と回転
ⅩⅡ 分析の方法 –微分
ⅩⅢ 総合の方法 –積分
ⅩⅣ 微視の世界 –微分方程式

 

本書を書評できない理由とそれゆえに記事にした理由

【書評】数学入門(下)[数学をもっと勉強しようと思わせる書]

数学入門(上)を読んでから大分時間が経ってしまったけれど、ついに下巻に手をかけた。目次を見て思ったのだが、数学入門シリーズの最終目標は「微分・積分」を理解することであったことを思い出した。それにしても、高校で微分・積分を学習した記憶が無い…

実際には勉強したのかもしれないが、ついには読了した後でも勉強したことを思い出せなかった。もちろん、理論そのものも初めましてという始末…。ここまで数学に対する学が無いのかと、読みながら恥ずかしさを覚えました。

実際、微分・積分は難しいし、本書を読むだけで理解するのは1度目を通しただけでは難しい。けれども、今ではインターネット上に数多くの教師(数学サイト)があるおかげで、数学の敷居をまたぐ難易度は大分低くなったように思える。

現に、私も理解に苦しんだときは数学サイトを見ることで、理解度が増しました。そう考えると、もっと数学を勉強したいなと思わせる本であるというのが感想です。本記事のタイトルには「書評」という文字がテカテカと目立っているけれど、正直、今の自分では評することができない。

本来は、【感想】とするべきだろう。けれど、私のような人もいるだろうから、本書についての記事をお蔵入りすることなく、執筆した次第なのです。そう、私と同じように数学知識が低い人に対して、本書はおススメできるということが言いたかったのです。勉強はいつからでも遅くないし、今では本書に限らず環境が充実しています。その取っ掛かりに適した本だというのが感想です。

本書「あとがき」に以下の記述があります。

この本を書いた目的の一つは数学の素直でのびのびした姿を多くの読者に知ってもらうことにあった。
そのために、この本はできるだけ考え方に重点をおいて書いたつもりであるが、やはり前後のつながりを保つために式の計算を避けることのできなかった個所もある。
だから数式を見ると頭が痛くなるという人は、そこを飛ばして読んでも全体の意味は掴めるように配慮した。
数学嫌いを自認している人がこの本を読んで、機雷の程度がいくぶんでも弱まったと感ずることがあったら、それは筆者の大きな喜びである。

これがまさに、この本を数学の再学習の取っ掛かりにするべきだと推薦する理由に他ならないのです。

 

知ることは可能性を広げる第一歩

【書評】数学入門(下)[数学をもっと勉強しようと思わせる書]

そして、実は本書を読む前に『物理と数学の不思議な関係 –遠くて近い二つの「科学」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)』を読んだのだが、読書習慣を始めて二冊目の挫折中断をしてしまった(200ページも読んだけれど…)。

【書評】数学入門(下)[数学をもっと勉強しようと思わせる書]

一冊目は「クオーク」。

挫折二冊目の書は書名のとおり、物理法則を発見し、それを証明するための数学理論が実はその過去に既に定義されていたという話。この法則の証明のために定義されていたのかと思うほど、ピッタリな理論であるというところに関係性を見出す本書は、内容がとても難しく、それゆえ挫折してしまいました。

そんなこともあり、数学入門(下)に手を伸ばしたのです。もちろん、本書を読んだからと言って読めるようになるはずではないが、それでも知ることは可能性を広げる第一歩なので、私はこれからも積極的に知りたいなと思いました。

ということで、私と同じ境遇にある人は数学入門の上下巻を読んでみてください。

 

一緒に数学入門(上)もお勧めします。

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