【書評】パーフェクトPHP[PHP参考書の王道]

【書評】パーフェクトPHP[PHP参考書の王道]
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どうもタスです。

購入後に長らく放置していた技術参考書ですが、重い腰を上げてようやく読みました。私もIT技術者の端くれと自負している以上、読書習慣の中にその類の本も取り入れていくべきだろうと考えて、これから少しずつ読んでいこうと思っています(時間かかるのがしんどいけど)。

今回はPHP参考書の王道、読書習慣を始めて77冊目の本として「パーフェクトPHP(技術評論社)」を読了したのでお伝えします。

 

著者のご紹介(本書引用)

小川 雄大(おがわ かつひろ)
アシアル株式会社のアーキテクト/コンサルタント。2008年に入社し、以後PHPを用いた様々なWebアプリケーションの開発に携わる。社内では開発以外にもライブラリの作成などを行う他、PHPフレームワークSymfonyの導入コンサルティングや、セミナー・PHPスクールにて講師を務めるなど様々な活動を行っている。

柄沢 聡太郎(からさわ そうたろう)
グリー株式会社のインフラエンジニア。2010年3月に中央大学大学院理工学研究科を修了し、4月にグリーに入社。学生のころより、積極的にオープンそーそソフトウェアの開発やコミュニティ運営に携わり、国産PHPフレームワークEthnaのコミッターとして活動している。

橋口 誠(はしぐち まこと)
menue株式会社のエンジニア。自社サービスを運営する会社での開発業務を希望して2010年8月に入社。社内で携帯電話向けサービスの開発・運用に携わるだけでなく、個人でも携帯対応のプログラムを公開しており携帯電話向けWebサイトの開発に特に興味を持っている。

 

目次

Part1 PHP ~overview
 1章 PHP概論
Part2 PHPの言語使用
 2章 PHPの基本
 3章 型と演算子
 4章 制御構造と関数
 5章 クラスとオブジェクト
Part3 実践Webアプリケーション
 6章 Webアプリケーション入門
 7章 フレームワークによる効率的な開発
 8章 ミニブログアプリケーション開発
Part4 PHPセキュリティ
 9章 PHPで作るWebアプリケーションのセキュリティ(前編)
 10章 PHPで作るWebアプリケーションのセキュリティ(後編)
Part5 テクニカルなPHPの活用
 11章 実践オブジェクト指向
Part6 PHPレシピ
 12章 レシピことはじめ
 13章 標準機能
 14章 ライブラリとフォーマット

 

本書の醍醐味は自作フレームワークを動かすこと

【書評】パーフェクトPHP[PHP参考書の王道]

本書は書名のとおりPHPに関する基礎知識から応用技術まで網羅した一冊になっています。読者対象としては、PHPの本質を知りたい人や開発経験が無い人など、初級者から中級者がターゲットになっています。

私もPHPを開発に使うことがあるので、去年(一昨年?)あたりに本書を購入していました。本書は、基礎から応用まで網羅されているとあって読了までなかなか大変でした。しかも、技術書って読むだけでは理解できないとなると、手を動かす必要があるんですよね。そうなるとなおさら時間はかかってしまいます(開発環境整えるのも意外と大変)。

しかし、時間をかけてでも本書を読了するメリットは十分にあります。それは、7・8章に集約されてる、「フレームワークを自作する」点にあります。正直、それ以外は内容も古いし、既に知っている知識も少なくないかもしれません(もちろん、それでも一見する価値は十分あるのですが)。

【書評】パーフェクトPHP[PHP参考書の王道]

実は私はフレームワークの基本的な構造を理解していません。そういう意味もあって基本的構造に興味を持っています。そして、フレームワークを利用することを考えても、ある程度中身を知っていて損はないと思っています。むしろ、知らないで利用することの不安の方が大きいと感じています。

そういう想いを持った人であれば、なおさら本書でフレームワークの雛型に触れてみるメリットは大きいと感じます。7章でフレームワークを作り、8章で作ったフレームワークを利用したアプリケーションを作成します。正直、本書どおりに作っても正常に動きません(笑)

サポートページを見ると分かるのですが、それは本書に不備があるからです。だからといって、先にサポートページを見ることなく、ただ流し読みすることもなく、手を動かして組んでみることをおススメします。デバッグして、初めてフレームワークの強さを感じれるからです。

 

一瞥で良いので自身のインデックスを増やそう

【書評】パーフェクトPHP[PHP参考書の王道]

あとは、レガシーシステムを運用されている開発現場だとフレームワークどころか、オブジェクト指向すら取り入れていないプロジェクトもあるかと思います。そういった場合にも、5章のクラストオブジェクトで学び、その応用で7・8章で実際に組んでみたりと学べる要素は多いかと思います。特に、PHPに特化した機能であるマジックメソッドやオートロードなど、これ等の強力な機能を知るだけでオブジェクト指向の魅力に惹きつけられるのではないでしょうか。

ページ数が600弱あるのでその時点で尻込みするかもしれませんが、一日10ページずつ読んだと仮定すると2ヶ月で読了できるので、そう考えると苦ではないかと思います。それよりも、基本を学び、地に足をつけた開発ができるようになることで、さらに上達するのではないかと思います。

読み始めに「おわりに」を読むと、著者三人のPHP愛が伝わってきて、気持ち的にも本書に入り易いかもしれません。何より、うろ覚えでも良いですが「知っている」ことは大きいです。知識はインデックス程度の保持で良くて、そこから中身を辿る先はインターネットで良いのです。けれど、そのインデックスすら無ければ、課題解決の糸口すら思い描けないのです。そういう意味だと、うろ覚えで良いのです。

本書は、PHPに関するうろ覚えを充分に与えてくれる良書です。なので、10年経った今でもPHP参考書の王道として読まれているのではないでしょうか。

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