
どうもタスです。
僕のように30代の中頃に差し掛かってくる年代になると、部下を持ち、チームで仕事をしている方も多いのではないでしょうか。
社会に出たての頃は、何事も初めは皆さん新米で、まずは自分のことだけで精一杯になります。
その後、色々アドバイスをくれる上司との関係を良くしようと励んだり、指導いただく先輩との付き合い方を学んだりと、上の世代との関わり方について学ぶことが多くなります。
その後、後輩ができ、下の世代との付き合い方も学ぶようになります。
そうして人間関係を学び、いつしか仕事でもプロジェクトを任せてもらえる立場になることで、チームリーダーを行うことになります。
そうすると、今までは上司や先輩など、リーダーを傍で見ていたので上手く行くかと思いきや、なかなか簡単には行きません。
それに、後輩とも良好な関係を築けていたとしても、仲の良い関係と仕事としてのチームの関係はまた別の話です(遊びで仲が良いのはOK)。
そんな状態でも以下の6つの要点を抑えれば、リーダーとして部下との関係を良い方向に進めてくれます。
なにも難しいことではありません。
どれか一つでも実践できればお互いの間は縮まるはずです。
この記事の目次
進捗会をルーチン化することでミスコミュニケーションを減らす
進捗会は、
- 昨日は何をしたか。
- 手持ちの作業の進み具合はどの程度か。
- いつ片付いて、その後の作業は何をする予定か。
- 何か困っていることはないか。
- チーム間で共有したいことはないか。
ツラツラと書きましたが、普通の進捗報告です。
ただ、これを習慣化し、可能であれば毎日行うことで、リーダーは各人の状況を把握することができます。
また、チーム間の各人同士も状況を把握することで、ミスコミュニケーションを防ぐことができます。
なお、注意したいのは、あくまでも進捗会なので、議論や検討などは別途機会を設けること。
全員が集まる会はこれだけとし、それ以外は関係のある人のみで行うこと。
時間は有限ということを肝に銘じて行動しましょう。
ミスをしても叱らない
基本的にミスは叱ってはいけません。
とにかく伸び伸びできる環境を提供しましょう。
毎日進捗会をすることで状況把握をしていれば、危なそうだということは察することができるはず。
そう思ったときは、何気なくそのことについて、
- どういった点が問題になりそうか
- 問題にならないためにはどうするべきか
- リスクヘッジをどう取っておくべきか
- 最悪、問題になった場合はどうするべきか
のような点を話し合ってみてはいかがでしょうか。
ここまで意識できていれば、ミス自体の防止率も高くなるでしょう。
責任を感じず反省をしない態度の場合は注意すべき
仮にミスをした場合、その原因を追究し、次に繋げられているのであれば問題ないです。
そのフェースでは、ことは片付いてますし、本人も未来を向いて動き出していますから、今更重ねるように注意する必要はありません。
そうではなく、ミスを犯したにもかかわらず、責任を感じずいい加減にことを進めようとした場合は、注意した方が良いでしょう。
- そうすることで同じミスを犯す可能性が高いこと
- 同じミスをすることで迷惑すること
- 同じミスを繰り返すことで自分の価値を下げること
ミスを未来に繋げないがために、沢山の損をし、最も悲しいことに「成長を止める」ことになります。
この場合は注意をし、チームリーダーとして成長を助けてあげましょう。
ミスをした部下のフォローをすることで信頼を得る
ミスは誰にでもあること。
それに、ミスをした本人は精神的に、もろい状態にあるでしょう。
そんなときに、ミスはその人のせいだと投げてしまったり、上司への報告で本人を強く批判しては、さらに本人を追い詰めるようなもの。
本人ではなく、自分がミスを犯しましたって言えるくらい度量が大きければ問題ないですが、それもなかなか難しいことです。
しかし、部下が犯したミスは、監督不行き届きであった自分の責任でもあります。
よって、報告については事実を伝えながらも、自分の役目が不十分だったことを強調し、本人を十分にフォローしましょう。
その姿を見ることで本人も気が引き締まりますし、なにより信頼を得ることができるでしょう。
長所を活かした成果を上げたらとにかく褒める
メンバーの各人はそれぞれ長所があるはずです。
それは、日々の仕事振りを観察していれば、何が得意なのか、何が好きなのかが分かることでしょう。
人は得意なことや好きなことについて褒められると嬉しくなります。嬉しくなるともっと頑張ろうという気持ちになります。
その気持ちは、忠誠心や信頼に繋がりますし、なによりその人の士気を上げる手助けになります。
まずはお世辞でも良いです、長所を活かした成果だとを感じたなら、褒めてあげましょう。
積極的に自己開示を行うことでチーム力を高める
僕はこれが一番大事かなと思います。
簡単にいうと、「心を開きましょう」ってことです。
とはいえ、プライベートな話をガンガンしましょう!と言っているのではありません。
昨日の出来事や気になったニュースなど、他愛のない話ができる関係性を築けているかどうかが大きいなと思います。
仕事の話だけになったり、関係が堅いままだと、メンバーのパフォーマンスを引き出すことは難しいでしょう。
なお、自己開示と自己呈示を混同しがちですが、自己呈示はあくまで「自分をよく見せようとすること」です。
自己開示は損得勘定なしに、その人と向き合うことです。
そうすることで、相手も次第に心を開いてくれ、コミュニケーションが取りやすい環境になっていくことでしょう。
まとめ
今回は、部下と良好な関係を築くために実践するべき6つの行動についてお話ししました。
仕事をする上で、人間関係は切っても切れないスキルです。
ましてやチームリーダーであれば、そのスキルは成果に直結します。
今回のお話が少しでもお役に立ち、チームの成長とともに自らも成長できればベストですね!