
どうもタスです。
学生の時、就活というブラックホールが近付いてきたときに感じたのが、社会には優秀な人が多いんだろうなとか、厳しいんだろうなと漠然と思っていたことです。
その理由は、よく「学生のままでは甘い」とか、「社会は厳しい」とか、脅しともとれるようなフレーズを何度も聞かされ、テレビ等のメディアでもそういう情報ばかりが流れていたからです。
逆に、「社会は大したことないよ」なんて言葉を聞いたことなかったもんな―。
でも、心配しないでください。
社会は思ってた以上に優秀な人ばかりではなく、厳しさが目立つわけでもありません。
ということで、今回はその辺を深く掘り下げてみようと思います。
漠然と社会に出ることに不安を感じている学生には、是非見て頂ければと思います。
この記事の目次
社会には優秀な人もいればそうでない人もいる
この言葉通りなのですが、まず言いたいのは、社会には「ビックリするくらい仕事ができない人がいる」ということです。
頼んだ作業ができない、その内容について説明した時にメモも取らない、分からないことを質問しない。と挙げればキリがないですが、ほんと単純なことが全くできない人が多いように思います。
こういう単純なことを積み重ねてこなすことが優秀な人を作り、逆に、お粗末にしている人はデキない人になっていくのだと思います。
学生の時の自分がこの現実を知ったら、最も驚くことだなと思いましたし、実際に社会を経験することで、「社会は厳しい」ということが半分脅しなのだなと実感しました。
何度も言いますが、「ビックリするくらい仕事ができない人がいる」ということを社会に出たら気付くでしょう。
舐めて社会に出ても良いよと言っているのではなく、社会というところに漠然と不安は抱く必要はないですよと言う意味です。
あまり不安に思うなかれ。
社会が厳しいというのは半分は自分自身で決まる
先程、「社会は厳しい」ということは半分脅しだと言いましたが、半分は脅しではなく、言葉通りでもあります。
例えば、学生であれば授業をサボることはそうそう難しいことではないですよね。誰にも迷惑をかけないのですから。
強いて言えば、授業料を支払ってもらっている両親に迷惑が掛かることくらいでしょうか。
これが、社会に出るとサボることで迷惑がかかることが多くなります。
特に会社に属していると、自分は必ずどこかの組織の一員になるわけなので、ある特定の部分だけ仕事が進まなければ全体としても進まなくなってしまいます。
会社は利益を上げることを目的としますから、達成できない要因はなるべく排除しようとしますよね。
よって、サボることでその組織にいれなくなる、引いてはその会社にいれなくなるのです。
ただし、そんなことは普通はしませんよね?
厳しいと言ってもそういうレベルです。愚直に真面目に仕事をする分には自分にとって厳しさを感じることはないでしょう。
慣れると学生生活と何ら変わらないと思った方が良い
学生のとき、会社で何をしているのか?みんなどういう風に振舞っているのか?年齢が全く異なる人同士でどういう接し方をしているのか?
など、僕は疑問や不安だらけだった記憶があります。
でも、心配しないでください。
社会に出ると、その不安は一つずつ解消されていきます。それも自然と。
社会生活が学生生活と全く変わらないかと言われれば、厳密には「NO」ですが、気持ち的にはあまり変わりませんよと言いたいです。
朝起きて、出社して、個人で黙々と作業をすることもあれば、数人で話し合って意見交換することもある。
上司に連絡することもあれば、上司から指示されることもある。
作業の優先度を決めて、締めに間に合わせるように動き、自分で出来そうにもなければ、誰かにヘルプを頼む。
仕事が終われば、そのあとは遊んでも良いし、自己研鑽しても良いし、ゆっくり休んでも良い。
少なくとも時間は拘束されてしまいますが、学生時分とあまり変わらないのではないでしょうか?
学生だって黙々と勉強することもあれば、ゼミなどで皆で話し合うことだってあります。
先生から指示も受けますし、授業等が終わったあとは何しても自由です。
アルバイトしている人がいれば、もしかしたら社会人より時間的拘束はあるかもしれないですしね。
よって、あまりかしこまったり堅く考えなくて良いです。大枠で見れば、学生のときに行ってきたことを社会に出ても行います。
また、社会には様々な年代の人もいますが、接するうちに理解していくでしょう。
要するに、自分から接することで不安や疑問は解消されていきます。
とにかく、自分で自分の首を絞めるような考えや想像は捨てましょう。
社会に出た後に役立つ3つの心得
とは言ってもまだ経験したことのない世界に飛び込むわけで、不安に感じるなと言っても無理難題なのかもしれません。
僕がそうであったように、社会に出て、ある程度力がついたところで理解する内容かもしれないので。
であれば、社会に出ても不安にならないように学生のうちから知っておいた方が良い心得があるはずなので、それをいくつか紹介したいと思います。
自分が憧れるくらい仕事ができると感じた人をメンターにする
学生であれば、勉強ができる先輩とか、スポーツができる、みんなに好かれている、話し上手、異性にモテる、などなど、憧れる先輩や先生はいたかと思います。
少数多数は別にして、社会に出ても、「仕事ができる」先輩は必ずいます(僕の場合は少数ですが…)。
そういった人を自分のメンターに置いて、真似しまくって技を盗みまくってください。
漠然と仕事をするより、そういう心得がある方が力はつきます。
自分の力を上げるための手っ取り早く且つ最も効率的な手法です。
可愛がられるくらい気遣いができる人になろう
気遣いはとても重要です。これって年齢が上がれば上がるほど出来なくなっていく人が多いように感じます。
年齢が上がれば身分も上がる終身雇用制が問題なのかもしれませんが。
ただ、人として気遣いのできる人は魅力を感じますし、それだけ好かれる確率も高いように思います。
新人のときから気を付けて実践することで、将来のためになりますし、特に若い頃からできていれば、先輩たちから可愛がられるでしょう。
誰でも苦手なことなので、小さなことから始めると良いです。
落としたものを拾ってあげるとか。。。
誰でもできるだろ!ってことが最も重要だったりするんですよね。
ホウレンソウは難しいが最も習得してほしい技
学生の時にあまり習慣付いてない作業として「ホウレンソウ」があります。
これは社会に出るとものすごく実践する回数が多いので(むしろ日々の習慣)、学生のうちから少し意識しておくと良いと思います。
と言いつつ、これだけで一つ記事が書けそうなので、これは別の機会にしたいと思います。
報告、連絡は、手短に箇条書き程度の内容で。相談は、論理的にポイントをおさえて結果が貰いやすいように。
まとめ
今回は、社会に出ることに不安を感じなくて良いということをお伝えし、実際に社会に出るための心得も紹介しました。
とにかく、社会は、優秀な人だらけではないし、過ごしにくい場所でもありません。
飄々としていればいいのです。言うならば、ビビる必要は全くありません。
なにしろ、私も含めて社会に出ている人たちも、社会に出る際は同じ不安を抱えていたのだから。