
どうもタスです。
今年の初旬にPCを買い換えてからWindows10生活がスタートしたのですが、実は使い始めてからずっと変な挙動に悩まされていました。
それは、「ある一定の時間が経つと外付けHDDが停止(スリープ)する」という現象です。
この記事の目次
Windows10で外付けHDDが停止(スリープ)する現象
外付けHDDにアクセスすると、「ブオッン」といって起動し、また時間が経つと「ピシャッ」といって停止(スリープ)する。
そして、またアクセスすると「ブオッン」といって起動みたいな…
最も厄介なのは、停止(スリープ)状態なので、アクセスする度に起動に時間がかかり、毎回待たないとならないのがストレスになっていました。
そこで、今回は「Windows10で外付けHDDを停止させない3つの方法」をご紹介します。
僕はこの手順で直り、今では停止(スリープ)しません。
外付けHDDを停止(スリープ)させない方法
では、具体的にどういう方法で停止(スリープ)させないようにしたか3つの手順を説明します。
それぞれの手順を実施後は、一旦外付けHDDを外してPCを再起動し、再度外付けHDDを接続して様子を見て下さい。
いずれかの方法を試して、停止されればOKです!
ちなみに僕は、全て試してようやく停止(スリープ)しました。
デバイスマネージャーの設定
デバイスマネージャーで、USB接続する機器の電源をオフにできないように設定します。
1. ウィンドウズボタン(スタートボタン)を右クリックし、「デバイスマネージャー(M)」をクリックします。
2. デバイスマネージャーが開くので、図のように「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」→「USB ルート ハブ (USB 3.0)」と展開し、「USB ルート ハブ (USB 3.0)」を右クリックしてメニューを開き、「プロパティ(R)」をクリックします。
3. USB ルート ハブ (USB 3.0)のプロパティダイアログが開くので、「電源の管理」タブに移動し、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする(A)」のチェックを外して、「OK」ボタンを押下します。
電源オプションの設定
電源オプションで、ハードディスクの電源を切らないように設定します。
1. ウィンドウズボタン(スタートボタン)を右クリックし、「電源オプション(O)」をクリックします。
2. 「電源とスリープ」設定画面が開くので、「電源の追加設定」リンクをクリックします。
3. 「電源プランの選択またはカスタマイズ」設定画面が開くので、「プラン設定の変更」リンクをクリックします。
4. 「プラン設定の変更:バランス」設定画面が開くので、「詳細な電源設定の変更(C)」リンクをクリックします。
5. 「電源オプション」ダイアログが開くので、「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」項目の「バッテリ駆動」「電源に接続」の両項目ともに『0』を設定します。
6. 同じダイアログ上に「USB設定」があるので展開し、「USBのセレクティブ サスペンドの設定」項目の「バッテリ駆動」「電源に接続」の両項目ともに『無効』と設定します。
レジストリの設定
レジストリを直接操作するので、間違いのないように設定してください。
間違えると、最悪PCが立ち上がらないなどの症状が起こる可能性があります。よって、問題があった際も当方では一切責任を負いませんので、ご了承ください。
とは言っても、手順通り行えば大丈夫なので、ご心配なく。僕も大丈夫でした。
1. デバイスマネージャーを開き、停止(スリープ)する外付けHDDを探し、右クリックして「プロパティ(R)」をクリックします。
基本的に「ディスクドライブ」の直下にあります。
※デバイスマネージャーの開き方は「デバイスマネージャーの設定」でお知らせしたとおりです。
2. プロパティダイアログの「詳細」タブを開き、「プロパティ(P)」プルダウンから「親」を選択します。
3. 値(V)が表示されるので、その値の「VID_」と「PID_」に続く数字とアルファベットをメモしてください。
※僕の場合、「04BB」と「012E」ですね。
4. レジストリエディタを開きます。「ウィンドウズボタン + R」を押してください。「ファイル名を指定して実行」ダイアログが開くので、「名前(O)」欄に「regedit」と入力し、「OK」ボタンを押下してください。
※ユーザーアカウント制御で質問されるので「はい」ボタンを押下してください。
5. 画面左に階層ツリーが表示されるので、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\usbstor」の順に展開してください。
6. 展開後、「usbtor」を右クリックして、「新規(N)」にマウスカーソルを当て、「キー(K)」をクリックします。
このキーに、3.でメモした値を連結した文字列を設定します。僕の場合だと「04BB012E」になります。
7. 6.で作成したキーの中にレジストリサブキーを作成します。6.で作成したキー(フォルダみたいなもの)を右クリックし、「新規(N)」にマウスカーソルを当て、「DWORD(32ビット)値(D)」をクリックします。
8. そうすると、画面右に「新しい値 #1」というレジストリサブキーができるので、名前を「DeviceHackFlags」と入力して、作成したレジストリサブキーをダブルクリックします。
9. DWORD(32ビット)の値の編集ダイアログが開くので、値のデータ(V)を「400」に設定し、「OK」ボタンを押下します。
まとめ
今回は「Windows10で外付けHDDを停止させない3つの方法」をご紹介しました。
これで外付けHDDが停止(スリープ)する現象は改善されましたか?
これ僕も結構嫌だなーと思いつつ、ずーっと放置してたんですよね。
参考にしていただき、改善されれば嬉しく思います。
参考サイト
大変助かりました。ありがとうございました。
「このThunderbolt™アプリケーションはもう使用されていないので、安全にアンインストールすることができます」とのメッセージが表示される場合は、以下の手順どおり実施すれば解決するので、試してみてください。
昨年、外付けHDDを増設してからこの症状には困っていましたが
面倒なので放置していました。
今年、更にもう1台増設したのでついでに症状か自然を目指して
調べていたらこちらに辿り着きました。
おかげさまで症状が改善されて心の安静が保てましたw
PC起動後の一回目は読み込みに行っているのか時間が
掛かりますが、それ以降はいつアクセスしても瞬時に
開くので十分成功したと言えます。
ありがとうございました。
Blog記事、見ていただいてありがとうございます。
そして、問題が解決して良かったです。
そもそも私自身が解決したかった問題なので、
それが役立って嬉しいです。
こちらこそ、ありがとうございました。