
どうもタスです。
いつも使用するアプリケーションを簡単に起動したいと思ったことはありませんか?
さらに、データやファイルがすでに開いた状態で起動したいと思ったことはありませんか?
それは、単にタスクバーやスタートメニューから起動することで前者は解決できますが、後者は実現できない機能です。
実現するためには、対象のデータを右クリックし、右クリックメニューの「送る」からアプリケーションを起動する必要があります。
そこで今回は、「Windows10による右クリックメニューから「送る」で簡単にデータをアプリケーションで起動する方法」についてお伝えします。
自分の備忘録も兼ねて。
そもそも「送る」機能とは何ぞや?
先程もお伝えしたように、「送る」機能とは、対象のデータやファイルをすでに開いた状態でアプリケーションを起動するための機能になります。
例えば、ある任意のCSVファイルをテキストエディタ(ここではVSCode)で開きたい場合は、以下の手順になります。
- VSCodeを起動する。
- VSCodeのメニューバー「ファイル」から「ファイルを開く」をクリックする。
- 任意のCSVファイルを選択する。
単純にCSVファイルをテキストエディタで開くだけなのに3ステップも要してしまいます。
CSVファイルを必ずテキストディタで開くような設定を行えば、CSVファイルをダブルクリックするだけでテキストエディタに起動できますが、今回はデフォルト設定のままとの前提で話を進めます。
以上から、「送る」機能は右クリックメニューから簡単に対象データを必要なアプリケーションで起動できる便利な機能ということが言えます。
今回は、この「送る」メニューの中に任意のアプリケーションを追加する方法をお伝えします。
起動したいアプリケーションのショートカットを作成する
先ずは起動したいアプリケーションのショートカットを作成します。
このショートカットをあるフォルダに配置することによって、右クリックメニューにアプリケーションのアイコンが表示されるようになります。
例として、VSCodeのショートカットを作成します。
作成したショートカットをSendToフォルダに配置する
作成したショートカットをSendToフォルダに配置します。
以下はまだ配置していない状態です。
配置していないため、「送る」メニューにも表示されていません。
このSendToフォルダへのアクセスは、2通りの方法があります。
1つ目のアクセス方法は、パスを指定したアクセスを行う方法です。
パスは「C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo」になります。
[ユーザー名]の部分は、Windows10のアカウントユーザー名になります。
2つ目のアクセス方法は、エクスプローラのアドレスバーに「shell:sendto」と入力する方法です。
これは「shell:」コマンドと言われているもので、今回のSendToフォルダ等のように普段はあまりアクセスすることのないフォルダに簡単にアクセス可能にするコマンドです。
SendToフォルダが開いたら、先程作成したショートカットをコピー(もしくは切り取り)&ペーストしましょう。
そうすることで、右クリックメニューの「送る」にVSCodeのアイコンが表示されたと思います。
まとめ
今回は、「Windows10による右クリックメニューから「送る」で簡単にデータをアプリケーションで起動する方法」をお伝えしました。
便利機能を沢山利用してストレスレスでドンドン楽をしましょう!
「送る」機能に勝るとも劣らないピン留め機能も超便利で、私は常用しています。
良ければ、ピン留め機能を知って、且つ設定方法も理解してみましょう。