
どうもタスです。
PCを持っている皆さんはOSは何を利用していますか?
2017年12月にNet Applicationsから発表されたシェア率は、Windowsが88.5%で断トツのトップシェアで、あとはMaxOSが9.0%とLinuxが2.1%になっています。
Macが流行っている雰囲気が強いなか、やっぱりWindowsが圧倒的シェアを誇っているのですね。
かくいう僕もWindowsで、家でも職場でもバージョンは「10」を利用しています。
この記事の目次
毎月更新されるWindowsUpdate
毎月、決まったころにパソコンが重くなっなーと感じることはありませんか?
それは、裏でWindowsUpdateが行われている可能性が高いです。
行われているというのは、PCが自動的にWindowsUpdateをダウンロードして、インストールする作業をバックグラウンドで行っているんですね。
WindowsUpdateの利点
では、そのWindowsUpdateってなに?って話ですが、大きく以下の内容になっています。
- Windows製品全般の不具合を解消するための更新
- 新しい機能追加のための更新
- セキュリティ強化のための更新
これ、かなり重要ですよね。
不具合が存在したままだと使い辛いですし、新しい機能は必要とみて実装しているわけですから使ってみたいですよね。
なにより話題のセキュリティ強化は必須の対策です。
WindowsUpdateは、毎月第二水曜日に配信予定になっています。
そんなWindowsUpdateにも罠が…
事件が起きたのは3月のWindowsUpdateでした。
先ずはこちらの記事をご覧ください。
我が社のシステムでWindowsServer2008を利用している基幹システムがあるのですが、ある時からネットワークがおかしくなりました。
そのシステムは、複雑な構成になっており原因究明までは時間を要したのですが、結局判明したのがWindowsUpdateによるネットワーク障害だったのです。。。
いやー、痛かったです(^^;
構成上、システムが止まるということはなかったのですが、もちろん「障害」扱いで、調査や検証、利用者への対応に至るまで投入した人と時間が意外と大きくて痛手でした。
現在は復旧し、事なき終えたのですが、世界的にここまでのトップシェアを誇るWindowsOSでもこのような事態になるので、みなさんも注意してくださいね!
WindowsUpdateで痛い目を見ないために
注意しましょうと言いつつも、こちらは利用する側で基本待ちの姿勢しかできないので対策のしようがないです。
とはいえ、このような事件に巻き込まれるのも嫌なので、以下のような対策を取るしか方法はないのでしょうか。
- リリース直後に適用せず、様子を見る
- 別途環境を設けて、WindowsUpdate検証用とする
1.は、WindowsUpdate後の一定期間、Microsoftからアナウンスがないか注視して、問題がなければ正式に適用する。
2.は、言葉通り、検証用の環境を用意する。
1.は、どのくらいの期間様子を見るかについては議論するところでしょうけれど、障害で稼働率が低下するよりはマシかなと。
2.については各々のシステム構成なども関係してくるので、単純には用意できないこともあります。
ベストは2.ですが、とりあえず1.ってところでしょうか。
まとめ
今回はWindowsUpdateで注意すべきたった一つの理由を僕の経験からお話ししました。
もう20年以上もトップシェアを続けるOSなので信頼しきっちゃっているところもありますが、何事も疑っていかなければならないことを学びましたよ。。。